「感動空間・デッサン」は、これから絵を描くことを本格的に始めようと考えられた人に、とりあえず読んでほしいという入門書です。
第一章では、デッサンの概念について。第二章では、用具の説明・構図について・空間・色彩・遠近法などについて。第三章では、実作者のさまざまなデッサンについて書いています。
絵を始めたばかりの人は、絵がうまく描けないのは、自分には基礎がないからだと考えがちのようです。そこでいう基礎とは、見えるものを見えたように描く描写力のようなものをいうことが多いように思います。また、先輩などから「あなたの絵にはデッサンがない」などといわれたりしたことのある人も多いことでしょう。
「描写力」と「デッサン」は、違うのか。デッサンとは何なのかをいろいろな角度から見てみようとしたのが、「感動空間・デッサン」です。そのため少し間口を広げすぎたように思えますが、これから絵を始めようとしている人の、まず初めの一歩として読んで欲しい入門書です。